世界では歴史的価値のある建造物が火災によって破壊される出来事が幾度も発生しています。

火災で破壊された歴史的建造物の代表2件と被害内容を紹介

火災により、今まで数え切れないくらいの建物や家財、人命が失われてきました。それは私達一般市民の住む建物の他に、歴史的な建造物なども含みます。ここでは、過去に火災で破壊された歴史的建造物をご紹介します。

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火災で破壊された歴史的建造物

火災で破壊された歴史的建造物には、下記のようなものが存在します。いずれも世界遺産に登録されているレベルの建造物であり、観光的価値および歴史的価値の非常に高い建物です。

火災を完全に避けるのは難しいところですが、歴史の深い建造物は一度毀損すると取り返しがつきません。それだけに、なるべく火災を防止し、万が一の時は適切な復旧工事の施工が期待されるところです。

ノートルダム寺院

火事に遭う前のノートルダム大聖堂2019年4月にフランスのパリにあるノートルダム寺院で大規模な火災が発生しました。そのせいで尖塔が崩壊し、観光産業として、そして歴史的価値の損耗として少なくない打撃を受けたと報じられています。

ノートルダム寺院は1163年に当時の司教によって着工され、1225年に完成した建物です。観光名所としてはもちろんのこと、パリから各地への距離を示す際の起点としても使用されるなど、非常に有名かつ意義の深い建築物です。

そのノートルダムの一部が火災によって焼失してしまったのは、観光客にとっても、そして地元の人々にとっても非常にショックな出来事だったのではないでしょうか。幸い、火災被害から再建された歴史的建造物はゼロではありませんので、適切な復興が行われ、また観光名所として人々に愛されることが期待されています。

金閣寺

金閣寺の外観日本を代表する観光名所である金閣寺でも火災が発生しました。1950年に放火によって発生した火災の延焼により、翌朝には丸焦げの骨組みだけが残っていた状態だったと言われています。

金閣寺は正式名称を鹿苑寺といい、室町幕府三代将軍の足利義満によって作られた建造物です。日本国内の名所ということもあり実際に目にした人も多いのではないかと思いますが、その特徴はなんといっても全面が黄金色に輝くまばゆい佇まいでしょう。

そのような荘厳な建物が火災によって焼失してしまったとなると、さぞ多くの人々の悲しみを誘ったのではないでしょうか。しかし、幸いなことに明治時代に修復工事を行った際の詳細な設計図が残されており、品質の高い再建工事を行うことができました。

それにより、今のような艶姿を取り戻したというわけです。なお、火災復旧のための工事は1952年に開始され、3年で完了しました。

火災は歴史的建造物の価値をも焼失させる

火災で焼失した建物は、他にも多数存在します。火災は私達の住まいだけでなく、歴史的価値の高い建物までを毀損する恐ろしい災害です。

それだけに、自分でできる範囲の対策を行い、火事に備えておくことが重要になるでしょう。

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