火災を防ぐ具体的な方法を伝授!
火災保険に加入したとしても、なるべく火事は避けたいもの。ここでは、火災を防ぐための具体的な方法について解説します。しっかりと対策を行い、火災が起こるリスクを下げましょう。
火災への対策方法
火災を防ぐための対策方法としては、一般的に下記のようなものが挙げられます。
火災報知器の設置
火災報知器を設置しておけば、煙や熱を感知してアラームを鳴らしてくれます。
それにより、住人は火事の発生にいち早く気づくことができ、適切な行動(建物の外に逃げるなど)をとることができるでしょう。
火災報知器は、全ての住宅への設置が義務付けられているのも特徴です。
火災報知器が設置されていない住宅で火災が発生した場合は発見が遅れてしまい、被害が拡大してしまう可能性があります。
適切な製品を適切な場所に取り付け、火災の発生を防ぎましょう。そのためには、設置するだけではなく定期的な点検を行うことも大事です。
防炎用のカーテンや寝具を選ぶ
家の内部で火災が発生した場合、燃えやすい素材があれば火が飛び移ってしまいます。ですが、防炎用のものであれば小さな火が燃え移ることは少なく、また燃え移ったとしてもそれほど大きくは広がりません。
可能であれば、カーテンや寝具、じゅうたんなどを防炎用のもので揃えてしまいましょう。火災を発生させないことが一番大事なのは言うまでもありませんが、万一火災が発生してしまった場合においても、被害を拡大させないことが重要です。
消火器を設置する
火災対策としては、自宅に消火器を設置するのもポピュラーな方法です。消火器というと赤いボディーを連想する人も多いかもしれませんが、実際にはさまざまな色があり、デザインも豊富です。
消火器を適切に扱うことができれば、初期段階の火災に効果を発揮します。火が広範囲に広がった場合は大きな損害が発生しますが、初期の段階で消火に成功すればそれほど大きな被害は発生しません。
消火器にはそれぞれ適応する火災が設定されていますので、用途にあったものを選び設置しましょう。また、消火器は普段あまり使う機会のないものなので、いざという時に迷わず使用できるよう、あらかじめ使い方に目を通しておくのも大事です。
火元の取扱に注意する
失火の原因となる火元の取扱に注意することで、火災の発生を防げます。
たとえば、「寝煙草をしない」「ストーブと可燃性のものは離す」「コンロをつけたまま離れない」などが挙げられるでしょう。
火事が発生するには、その原因となる火種が必要です。
火元をしっかりと管理し火種の発生を防ぐことができれば、自ずと火事の発生も防げることになります。ほんの些細なことではありますが、日々日常で注意を払う癖を付けましょう。